食事で再訪したい国はイタリア


イタリアを公演でツアーしていたのはもう2年も前(2014年)のことです。

食事で再訪したい場所で、
国という大きなくくりで選ぶのならイタリア。

ツアーや旅行で訪れたイタリアそれぞれの町で、
いくつもの美味しかった食事やワイン。

その中でも特に記憶に残り、
今までイタリアで食事をした中でもベストと思えたのが、
ペーザロという町でたまたま入ったとあるレストランです。

ペーザロ


観光で訪れるのに有名な町といえばローマやフィレンツェ、ヴェネツィアなどがありますが、
おそらく日本人がイタリアを観光する時には選択肢にかすりもしないであろうペーザロ。
ツアーで訪れるまでは町の名前すら知りませんでした。

ペーザロはアドリア海に面して美しい砂浜が続く避暑地として知られているそうです。
リゾート地として十分魅力的な町だそうですが、
訪れていた11月はオフシーズン。
人のいない閑散とした海が広がっていました。
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アドリア海に面した町 ペーザロ

賑わっていたレストラン


それほど大きくない町の中心を一回りして、
夜は昼間通りがけに賑わっているのを見たレストランに行ってみました。

席に着いたらいきなり食前酒が出てきました。
シェフがメニューの説明に来てくれて、
頼んだパスタとビーフシチューは美味しい。
ハウスワインも安くて味わい深くて、
このレストランはあたりだと思いました。

それこそこの町での滞在中、
毎日通いたいと思ったくらいにです。
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Ristorante Pizzeria La Loggia

イタリアで訪れたいレストランがあれば、予約するのが確実


そして次の日に再び訪れてみると、
「今日は予約でいっぱいだ」と言われます。
昨日予約なしに入れたのはラッキーだったのかなと思い、
すぐに次の日の予約をしておきました。

ちなみにイタリアではこういうこともあって、
ここに行きたいというレストランがあったら、
ホテルのレセプションに手伝ってもらうなりして、
事前に予約するのが確実かと思います。

Ristorante Pizzeria La Loggia


予約して再び訪れたレストランでは、
同じように食前酒から始まって、
今回もシェフが今日のメニューを説明しに来てくれました。

後から入ってくるお客さんを見ても、
シェフが直接出てきて説明してくれてるのは自分たちだけで、
今でもその理由は分かりません。
それでもそういうサービスが嬉しいことには違いありません。

頼んだパスタは今日のスペシャリテ。
これまた美味しい。
途中で焼きたての、おそらくピアディーナと呼ばれる料理がでてきて、
この熱々の美味しさもたまりませんでした。

第2皿に肉。
最初の説明では400gをそれぞれに、と言ってたので、
その量は2人で分けても十分だと思い、
足りなければ追加で、とオーダーしたものです。

出てきた肉はシェアで十分の大きさでしたし、
付け合わせに出てきた野菜やポテトも、
それだけで一つのオーダーになるくらいの量です。
赤のハウスワインもすすみます。

終わりに自家製デザートの中で選んだマスカルポーネを。
ティラミスに似ていると説明してくれましたが、
味は杏仁。
これはこれでまた美味しかったです。
最後は濃厚なカフェでお腹いっぱいの満足感。

食前酒から食後のカフェに至るまで、
とても満ち足りた気持ちになりました。

驚きの会計時


しかし満ち足りた気持ちには続きがありました。

驚いたのは会計時。
前回はその安さに何か間違いがあったのでは、と思うくらいでしたが、
今回もまた同じ値段。

どんぶり勘定なのか、コースで一人いくらと決まっているのか、
メニューも毎日変わるスペシャリテであってないようなものみたいですし、
頼んだ量も前回とは違うはずなのに、
同じな理由が分かりませんでした。
ほとんどコース料理でハウスワインも付けての値段としては、
他と比べても考えられない安さです。

なにはともあれ味も値段もサービスも、
大満足なレストランでした。
ホテルまでの帰り道が気持ちよく、
あぁまた来たいな、と思ったその時の記憶がずっと残っています。

イタリアはペーザロのとあるレストラン


日本ではほとんど知られていないであろうペーザロという町に、
こんな素晴らしいレストランがあるとは思いませんでした。
町そのものは観光として二度と訪れることもないのだろうな、という印象でしたが、
このレストランで食事をするためだけに訪れるかもしれない、
そう思わせてくれた、
イタリアはペーザロのとあるレストランです。

店舗情報


『Ristorante Pizzeria La Loggia』
Viale Antonio Cecchi, 26 61121 Pesaro PU