旅の食事にある出会い


スペイン領カナリア諸島に属するテネリフェ島にある、
カナリア諸島自治州の州都サンタ・クルス・デ・テネリフェ(Santa Cruz de Tenerife)での、
あるレストランでの思い出は忘れることのできないものとして、
今も心に残っています。
La-Hierbita00
La Hierbita Restaurant     

La Hierbita Restaurant


『La Hierbita Restaurant』
Calle Clavel, 19
38003 Santa Cruz de Tenerife
http://www.lahierbita.com/



この店には滞在中に3回訪れました。

一期一会な出会いの1回目


夕食をどうしようかと考えた時に、
島なのでやはりシーフードかなと事前に調べておいた店に向かったのが1回目です。

席待ちのときにたまたま声を掛けられて、
同じように席を待っている人かと思ったら、
彼と一緒に話をしていた人が店のオーナーで、
友人として訪ねに来ていたのだと話してくれました。

そこから会話のようなものが始まって、
話が進んでいくうちに、
オーナーがテネリフェ島の白ワインを開けてくれます。

それを一緒にいただいてしまって、
さらにはこの島にしかないというチーズを肴に会話が弾んでいきます。
そんな一期一会の縁がありました。

少し名残惜しい感じもありましたが、
食事の前に軽く飲んでいたという彼らとは別れて、
自分の夕食のための席に案内されます。

シーフードの揚げ盛り合わせは2人前からだったので、
注文できなかったのは残念でしたが、
他に勧められた魚料理は美味しかったです。

あとからあとからお客さんが入ってきて、
サービスも味も良ければ人気店と思うのも納得しました。

まさかの再会で招かれた2回目


ペーザロでもそうだったように、
いいレストランを見つけたらもう一度行ってみようと思います。

このレストランを再訪したら、
この間声かけてくれた人にまた会ったうえに、
彼の家族との食事に招かれることになってしまいました。

大人数での食事になったので、
この島名物の料理がたくさん運ばれてきます。

白ワインもこの間飲んだものに近く、
よりフルーティで前菜にすごく合うものを飲みました。

カナリア諸島の伝統的な赤と緑のソースは、
ついついパンを食べすぎてしまうほど美味しいし、
強めのチーズをソースにしたのもまた美味しいです。

きびなごくらいの大きさの魚をフライにしたものや、
チーズを両面焼いたもの、
ナスのアーモンドキャラメル仕立てはとろける感じだし、
メインの魚も美味しかったです。

途中でお酒はテネリフェ島のビール「DORADA」に切り替えます。
これまた飲みやすくのど越しがいいビールでした。

食後酒にはキャラメルのお酒をロックで。

一人でしようとしていた食事が、
なんとにぎやかになったことか。
何らかの形でお返しをしたいし、
また再会したいと思うし、
今度はこちらの家族を紹介できたらいいなと思いました。

後日ショーに招待することができたのはまた別の話です。

気に入ったレストランなので向かった3回目


カナリア諸島の伝統的なソース、モホ(Mojo)の赤と緑は、
相変わらずパンによく合います。
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イカのグリル       

この町でワインの赤を飲んでいなかったのでグラスで頼み、
メインにイカのグリルを注文しました。

これはまた味付けが美味しかったです。
ワインは白の方が合うと思いましたが。
La-Hierbita02
Tarta de la abuela       

デザートの Tarta de la abuela もおススメです。
柔らかいクッキーとクリームを層に重ねた感じのタルト。
これにも満足です。

夕食を終えて町に出ると、
人出が多くとても賑やかな雰囲気。
何だろうと声かけて聞いてみると、
次の日が祝日で、
そのためのお祝い祭り的な感じだと話していました。

スリーキングと言っていたので、
カトリックにおける年明け1月6日が東方三賢人の日、主顕節。
クリスマスのような感じなのかと想像します。

夜店が多く出ていてとても楽しそう。
こういう雰囲気は一緒に混ざるだけでも楽しめます。

機会があれば家族を連れて再訪したい


日本から遠いスペインの、
さらに島にまで飛ばなくてはならないですが、
素晴らしい出会いと食事ができたことを忘れません。

できればまた彼が故郷のこの島を訪れているタイミングで、
自分の家族を連れて会いに行けたらいいなと思います。

そう思わせてくれた、
サンタ・クルス・デ・テネリフェにあるレストランです。